市制100周年記念事業「子どもミライフォーラム・明日につなぐ」(平成29年度)

更新日:2021年03月24日

  市制100周年を記念して、8つのテーマで行ってきた「ビジョンフォーラム」。そのラストとして、子どもたちとともに、これからのまちづくりを考える「子どもミライフォーラム」を開催しました。ご参加、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

1 基調講演「世界がめざす子どもにやさしいまち」講師:公益財団法人 日本ユニセフ協会 専務理事 早水 研 氏

「子どもにやさしいまち」の取組や意義、ユニセフの活動などについてお話しいただきました。講演内容要旨はこちらからご覧ください。

2 子どもたちによる提言発表 「ミライへの提言」

平成29年7月から、小学5年生から高校3年生の子どもたちが集まって、まちづくりや未来の八王子について考えてきた「子ども☆ミライ会議」。学生リーダーと一緒に、メンバーみんなで協力し取り組み、まちづくりへの提言「八王子はわたしたちがつくるまち」を発表しました。

「子どもミライ☆会議」ミライフォーラムまでの取り組み

東京造形大学が「子ども☆ミライ会議」のドキュメンタリー映像を制作しました。

 

  • 「子どもミライ会議」ニュースレターは、こちら から(児童館ページ)

ミライへの提言「八王子はわたしたちがつくるまち」

提言1「子どもが大人と一緒に楽しく安心して遊べる場所があるまち」

八王子にあるたくさんの自然を最大にいかして、公園の中に図書館や、大人と子どもも一緒に休めることのできるカフェや、自然の中で体を動かすことのできるアスレチックがあるといいと思います。そのために私たちは、子どもたちが楽しく安心して遊べよう、大人に頼るだけではなく、時間があるときには公園で遊んでいる子どもの見守りに取り組みます。また、八王子市の公園や自然のアピールを積極的にしてほしいと思います。

提言2「犯罪がなく市民全員が安心してくらせるまち」

不安な環境だと子どもたちが安心して自由にしたり、地域の大人と交流したりすることはできません。そのため、僕たちは地域の危険なところを知り、それを地域の人に伝えるため、大人と一緒にパトロールや地域のみなさんへの呼びかけに取り組みます。また、子どもから高齢者までが住みやすい環境をつくり、顔を知り合い、お互いに交流できる市民の憩いの場をもっと増やしてほしいと思います。 

提言3「元気よくあいさつする世界一笑顔あふれるまち」

八王子のまちは人と人との交流が大切にされるまちになり、年齢や障害の有無に関わりなく、みんなが毎日が楽しく、笑顔があるようなまちになります。そのために私たちは、恥ずかしがらずに地域の人に「おはようございます」などのあいさつをして、自分から積極的に人との交流を大切にします。

提言4「自然をいかした観光がさかんで楽しめるまち」

自然をいかし、観光で人を他の地域から呼んで、まちの活性化を図ります。そのためには子どもの目線で八王子のいいところ、歴史深い街並み、著名人や緑ゆたかな自然などの魅力を発信していくことに取り組みます。また、観光がさかんになるだけではなく、子どもからお年寄りまで、安全にすごせるバリアフリーが当たり前のまち、クリーン活動・自主的なゴミ捨て・ゴミの分別などによって、自然を生かしたきれいなまちであり続けます。

提言5「商工業によって栄え交通が便利なまち」

八王子のまちは、子どもと企業が深く関わる機会があるまちになります。そのために私たちは公共交通機関の電車やバスを利用し、八王子市の商店街で買い物をすることに取り組みます。そうすることで、人と人との関わりが増え、より八王子のまちの発展につながると思います。また、公共交通機関の発達は、子どもや高齢者の移動に便利で、交流が図れることにもつながります。また、地元の産業や中小企業の技術の力を子どもたちに伝え、さまざまな職種の人と話をして、将来の道を考えていきます。企業との交流によって、八王子市のさらなる発展が見込めると考えます。 

市長に提言書を渡しました

上記の5つの提言をまとめた提言書を、子ども大使の代表が石森市長に渡し、しっかりと受け止めてもらいました。

3 パネルディスカッション

テーマ「未来へ☆ 私たちが考える 子どもにやさしいまち『八王子』」

モデレーター :井上 仁 氏(日本大学教授・八王子市社会福祉審議会 会長)
コメンテーター:石森 孝志 八王子市長、早水 研 氏(公益財団法人 日本ユニセフ協会 専務理事)
パネリスト :子ども☆ミライ会議 子ども大使(子ども企画委員)小学生・中学生・高校生の各代表者、学生リーダー代表者

小学生から学生リーダーまで、各世代の子どもたちの代表者がパネリストとなり、まちづくりについてのディスカッションを行いました。子どもたちが直接語る素直な思いや魅力あふれる発想に、コメンテーターを務めた石森市長や早水氏だけではなく、客席で聞いていた大人も子どもも感心・感動し、これからのまちづくりを共に考えていく機会となりました。

【同時企画】八王子の子どもたちの想いや声をいっぱい集めた展示(ホワイエにて)

「子どもたちへのアンケート結果発表」

市内に10館ある児童館で、小学生から高校生年齢の子どもたち4,228人に大アンケート!質問も子どもたちが考え、「ほっとできる場所は?」「悩みを相談できる人は?」「自分の住んでいるところは好き?」など聞き、その結果を展示しました。

「写真展示」 テーマ:ぼくの夢・わたしの夢 ~未来のぼく・わたし~

5歳から6歳の年長児が、自分たちの未来を描いた制作を自由に行いました。その作品と子どもたちの写真の一部を展示しました。

市立保育園の年長児みなさんが制作した「ぼくの夢・わたしの夢 ~未来のぼく・わたし~」の紹介はこちらから!ぜひご覧ください。

「紙粘土制作」 テーマ:ぼくたち・わたしたちのまち 八王子

未就園の子どもたちやママ・パパが集う「子育てひろば」で、親子が紙粘土を使って「まち」を作りました。

この記事に関するお問い合わせ先

子ども家庭部子どものしあわせ課
〒192-8501 八王子市元本郷町3-24-1(本庁舎事務棟4階)
電話番号:042-620-7391
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